
「東京都品川区 しながわ水族館の池」
夏になると、しながわ水族館の池ではクロダイ(チヌ)を見ることができる。矢印の先の色がちがっているところがクロダイ。ざっと数えたところ30尾はいた。
波動の世界に足を踏み入れる前の数年間、私はクロダイの落とし込み釣りにはまっていた。仕事がある日でも早起きして、川崎港に釣りに行ったりした。餌はテトラポットでカラス貝やカニを捕った。
「カニの場合、餌箱を濡れた新聞紙でつつんで冷蔵庫に入れれば数日間は死なない」
ある時釣りの本にそう書いてあるのを読んで試してみた。3日後にまた釣りに行く予定だったので。
ところが仕事が急に忙しくなって釣りどころではなくなってしまった。私はカニのことをすっかり忘れた。カニを冷蔵庫に入れっぱなしなのを思い出したのは、10日以上たってからだった。
こわごわ餌箱を開けてみると、3分の1くらいのカニがまだ生きていたが、どのカニも体の半分が腐っていた。餌箱の中は小さな地獄と化していた。
私は生き残ったカニをコンビニ袋に入れ、さらに新聞で包んで、一息に握りつぶした。
「なんてことをしてしまったんだ。かわいそうなことをした・・・」
私の心の中はすまない気持ちでいっぱいになり、釣りをやめることにした。
釣りをやめて3年たったころ、職場の先輩から釣りに誘われた。3人で河口湖にニジマスのルアー釣りに行くのだが、釣りの経験者が一人もいない。いっしょに行って教えてほしい。そう頼まれた。クロダイのオフシーズン、私はスズキのルアー釣りをやっていた。
「同じルアー釣りでも、ニジマスとスズキはちがうから」
そう言って最初は断ったのだが、教えた後は別行動をとっていいと言われたので、行くことにした。教えたら近くを散策するつもりだった。
が、いざ竿を手にして釣り場に立つと、
「よっしゃー。釣るぞー」
一気に釣りバカ・モードに突入してしまった。
私が釣竿を手にしたのはこの時が最後だった。
私がクロダイ釣りにはまっていたころ、トップ・プロだった名人たちは今でも現役でがんばっている。
そんな名人たちをテレビで観て、
「釣りをやめてよかった」とつくづく思う。
みな悪い波動にやられまくっている。
「自然とのふれあい、魚との対話」
などと言ってみたところで、釣りは殺生であり、弱いものいじめでしかないことを、名人たちは身にまとった悪い波動で証明してくれている。しかしだからと言って、私は釣りをする人たちを非難しないし、波動が悪くなるからやめなさいとも言わない。
「クロダイ竿を手にして夏の防波堤に立ったら、自分は今でも血が騒いでしまうかもしれない」
そんな気がするからだ。だからこそ二度と釣竿は手にしないとかたく心に誓っているのである。
「だって魚と餌がかわいそうじゃん」
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京浜急行を横須賀中央駅で降り、駅前のバス亭で観音崎行きのバスを待った。
横須賀を訪れるのは数年ぶりだが、渋谷・新宿を上回るくらい波動が悪い。横須賀はいまもなお軍港。波動がいいわけない。
波動の悪いエリアを歩きたくない人は、馬堀海岸か浦賀からバスに乗ったほうがいいかも。私はまったく気にしないが。

「A 観音崎園地」
観音崎園地は観音崎バス停のすぐそばにある。
前回この砂浜を訪れたのは5年くらい前。その当時はイヤシロチとして紹介できる波動レベルではなかったが、現在はけっこう強力な波動を放っている。
夏が終わるまでにもう一回三浦を訪れようと考えているが、その時、波動のいい砂浜があったら海に入ってみるつもりだ。下手な温泉より効きそうだ。

「B 洞窟」
行基ゆかりの霊場。落石の危険があるため立ち入り禁止。

「C 灯台下の磯」
ここよりも規模が大きく、なおかつより磯らしい景観をしている江ノ島の磯(今年の4月に行った)よりも、ここのほうがはるかに波動が強力。
剣崎・ヌスットガリ・城ヶ島などの三浦を代表する他の磯は、現在どういう状態になっているのだろう。

「D たたら浜の左端の磯」
灯台下の磯と同レベルの波動。

「E たたら浜」
観音崎園地の砂浜より若干波動が弱い。

「F 展望台」
たたら浜園地から海の見晴台に行く途中にある。海の見晴台よりもいい景色。

「G 観音崎灯台」

「H ボードウォーク」
観音崎京急ホテルの裏手にある木製の遊歩道。遊歩道わきの磯・砂浜も波動がいい。

「走水神社」
三浦で一番名前を知られているイヤシロチ。

「いこいの水辺」
観音崎公園内の山のエリアで唯一エネルギー充填できる波動レベルに達していたのが、湧水の池があるいこいの水辺。
山と海がある場所の場合、普通は山のほうが波動が高いのだが、観音崎公園の場合は逆だ。山中にある昔の軍事施設がマイナス要因になってしまっているのだろうか?
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